hidehirato’s blog 旧・あんずは怒り、そして笑うのだ

日々を味わうシンプルな暮らしで、仙人に近づきつつあるシニアのドキュメント

表の顔裏の顔

10月のとある日曜日、

岡山在住の兄から突然電話がありました。

 

「みんなで王子動物園に来てるんだけど、

 花子ちゃん(兄にとっては姪)一家と来れん?」

兄は娘夫婦と同居しておるので、

動物園は孫たちを連れて来ているわけです。

 

「突然は無理だよ~

 ほんなら帰りにみんなでうちに寄ってちょ」 私

「2歳の孫が遊んだ後たぶん寝るので、

 寝たのを起こしたら不機嫌になるから

 後はちょっと無理かな~」と兄

 

その数時間後

「今動物園近くの高速に載ったよ

 20分で行くから花子ちゃん一家を呼んでおいて」

 

慌てて娘に電話すると

孫太郎と婿どんはお出かけしていていないけれど、

ま、お団子ちゃんを連れて参加してもよい、とのお返事

 

娘とお団子ちゃんを迎えに行って

家に帰ったところに

兄一家が到着いたしました。

兄夫婦、姪夫婦、二人の子連れで総計6人

ウチは夫はおらず、私、息子、娘、孫、で4人

幸い姪の子供たちは女の子で、どんちゃん騒ぎにはなりませんでしたが、

なんせ人が多いので家中あけっぱです。

 

去年の夏兄夫婦が来たときには和室は閉めておりました。

今回、恥ずかしかった~

畳は擦り切れ、ふすまは色あせてて・・・・・・

 

よし、リフォームしよう。

 

いろいろネットでイメージを探してみたところ、

古い民家風のお部屋がとても私の好み。

 

でも夫は好きじゃないだろうな~

困ったな~

どうにか賛成するよう持って行けんもんかな~

 

 

 

そこでまず、畳とふすま替えを提案。

人が来たとき、みすぼらしくて悲しい、と。

 

夫も同意して第一段階はクリアーです。

 

そして娘一家と旅行したとき、

柱を濃い暗色に、壁は白くして古民家風にしたい、

と提案しました。

 

娘夫婦の前では何事もノーとよう言わん夫は、

ええんちゃう、と簡単に言いはりましてん。

うふふ、作戦大成功。

 

 

それから、業者さんを選定したり、

お部屋をみて見積もりしてもらったり、

ついに契約することになりました。

 

一昨日イケメンの担当者さんから電話がありました。

「今日契約書類の作成にうかがいたいけれど、時間はいつごろがいいでしょうか」と。

 

「ちょっと用事があるので出かけますけど、

 1時間後からはずっと家にいます」

とお返事し、

用事を済ませて飛んで帰り、

部屋のいろいろ出ているものをぽいぽいと押入れに投げ込み、

そこいらにちらばっている猫のトイレ砂は蹴って端っこに寄せ、

しているうち、担当者さんが来られました。

 

最後の打ち合わせのため和室を確認しているとき、

「ここ開けていいですか」と、かの押入れのふすまに

イケメンさんが手をかける。

「あ、あ、いいです・・・けど・・・」

 

 

いろんなもん投げ入れた押入れを見られてしもうた。

きれい好きの主婦、と見られたかったのにさー

舞台裏見られちゃったよー

 

それはともかく、このようなお部屋をイメージしておりまする。

 

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