hidehirato’s blog 旧・あんずは怒り、そして笑うのだ

日々を味わうシンプルな暮らしで、仙人に近づきつつあるシニアのドキュメント

天邪鬼の品格

するなと言われればしてみるし、

しろと言われても納得しなければしません。

座右の銘は「眉唾」

何事も疑ってかかる生来の天邪鬼でございます。

 

西本願寺にいた天水桶を支える天邪鬼

ええ仕事してはりますやん。

そーゆーこともするのさ(きっと私も)。

 

先日の京都はちょっとグルメ旅?みたいな。

泊まったホテルの朝食が

美濃吉の和食でした。

 

すっごいおいしかった。なんでなのかわからないけど、

少量のしば漬けまで、今まで食べた中で一番でした。

TVなんかで宣伝してるお店だし~という「眉唾」も

吹っ飛びましたなり。

 

いろいろ散策した後、ちょっとお茶にしたいよね~

などと話しながら歩いていたら、

垣根の中に素敵なカフェが見えたんです。

入り口を捜して行ってみたら、

なんだかホテルらしく、

外のデスクでインターカムを付けた黒服のお兄さんが、

問い合わせてくれました。

 

今はカフェは開いていないけれど、

お食事はできますということで、入ってみました。

 

ライトコートのある地下階にレストランはありました。

 

パッタイ

甘し辛しうまし。

 

それは デュシタニ京都 という新しいタイ式ホテルなのでした。

イメージ

 

後で来たコーヒーにミルクがなかったのでお願いしたら、

乳搾りに行っとんかいというぐらい時間がかかりましたが、

ふふ、ちょっとおおげさですよ、

泡立てミルクが来ました。

 

そんなこんな、どこがドアかわからない

広い広いお手洗いには、

假屋崎省吾サンが活けたのでは、と思うような

生花があったりするのでした。

 

なんかちょっと面白い体験でござひました。

火の国 温泉物語

去年は肺炎で入院したのを皮切りに

何だかさえない年でした。

どこにも行けなかったし(行きたくなかったし)。

 

孫たちの春休みに

娘夫婦が旅行を計画してくれました。

 

10何年ぶりの飛行機

テンション上がるなり!

 

そうして着いた先では、可愛い何かがお出迎え

 

暖かい日で、

高ーい高ーいところにある熊本城に上がりました、徒歩で、おばあさんが

 

はっきり言ってくったくたよ。

孫たちが手を引いてはくれた(自慢w)のだけれども。

 

さて、着いたホテルにはこんなリッパな大浴場がありますそうです。

イメージ

 

 

娘家族は付属のプールやらスパやらへ行くので、

一人で行けっちゅうのです。

 

ホテルは(私には)複雑な構造で、

お部屋は別館の5階、温泉は本館の2階であるらしい。

方向音痴でコミュニケーション障害の老婆がひとりで・・・

無理!

 

温泉郷で、お部屋のお風呂にゆっくりつかりましたん。

どうせ、温泉かフツーのお湯かなんて、わからんしね。

日本のホテルのお風呂は西洋のとは違って

あふれるのを防止する栓が上の方にあるので、

ちゃんとお湯をいっぱいためられるし。

 

翌日のホテルの大浴場はこんなのです

イメージ

 

そして、屋根付き廊下を伝っていくと、日帰りでも入れる

どんどこどんどこどんどこ湯という温泉施設が

併設されています。

 

娘はそこへ行くと言うので、

私とお団子ちゃんは館内の大浴場へ。

 

貸し切りだった。

それに、お団子ちゃんが小さい手で背中を洗ってくれるので、

もう、天国でございますよ。

 

ただ、こんな状態で、ホテルはやっていけるのだろうかと

心配しましたが、

娘曰く、広いどんどこ湯は芋洗い状態だったとか。

みんな大きい方に行ってただけなのでした。

 

そんなこんな、楽しい旅行でした。

世界に感謝でございまする。

ご近所大捜索 ケータイを捜せ

昨日は孫太郎の小学校の終業式でした。

インフルエンザで学級閉鎖があり登校日が少なかったせいか、

なんと給食付き(笑い)。

 

ちょっと孫たちと一緒にコープに行った帰り、

公園で孫太郎の友達に会いました。

会いましたと言っても、もとから

学校、大きな公園、コープは並んでおり、

そこいら辺に行ったらいつも誰かおるのです。

 

それから、友達二人と相談がまとまって、

娘んちにくることになりました。

部屋でしばらく遊んでいたのですが、

「あ、ケータイなくした、どうしよう」と青くなる友達。

もう一人の友達と孫太郎が捜索に出かけようとすると、

「私も行く!」

お団子ちゃん、あんたが行くなら私もついて行かんといかんがな。

外は4°の気温だっちゅうのに。

 

最近お団子ちゃんは自転車に乗れるようになり、

それはそれはちんまいタイヤの、なんだけど、

走らないと付いていけないのどす、ひえ~

 

 

孫太郎は大きい公園に行き、遊んでいた上級生に事情を話し

たようです。

みんなで捜してくれるの。

規模の小さい小学校で、学年をまたいだ交流があるらしく、

仲が良いようというか、ほんとに親切。

 

その後も捜索は続きましたが、余りの寒さにお団子ちゃんと私は

家に帰って待っていました。

 

結局、先に遊びに誘って、ちょっとしか遊べなかった子の家にあったそうですが、

そんなこんなの大捜索も忘れて、

ゲームに興じる子供たち。

 

死ね、ぶっ殺せ、殴れ、 と凄まじい罵詈雑言。

注意をするパワーは無いし、

普段は靴も揃えて入るし、ありがとうございました、と

丁寧に言って帰る子供たちなので、

笑って見ておりました。

 

やー楽しい冒険だった。

 

 

かき氷 イケメン篇

朝ご飯を食べていたら

ドレッシングをたっぷりかけたトマトが、

膝の上に落ち、そのまま転んで床に落ちてしまいました。

たった一欠片なのに、床はけっこう悲惨な状況で

笑えた。

 

そんな私の一日の始まり。

 

 

やっと夜が涼しくなり、夏の終わりが実感できるようになりました。

 

7月に私が肺炎で入院し、退院した数日後に

恒例の娘一家との旅行が計画されており、

私は、泣く泣くキャンセルしたのでございます・・・・・・

 

う~ぬ悔しい。

この夏は孫たちとおいしいもん食べに行きまくってやる!

 

そんなある日、近所の小さいショッピングモールの

フードコートでお食事し、

(ここはソファ席もたくさんあって居心地いいんです)

外(!)で孫たちを遊ばせておりましたら、

横のカフェにかき氷の旗が。

そりゃ行くよね。

 

かき氷は大変おいしかったし、

何も言わないのに

一個のかき氷に人数分の取り皿スプーンを持って来てくださったり、

お店を出るときイケメンのスタッフさんがドアを押さえて、

”ありがとうございました、またどうぞ”などと言ってくださるんです。

もちろんまた来るとも!

 

次回はランチを食べてデザートにかき氷にしよう、と計画を立てました。

そして勇躍11時のオープン時に行きました。

ランチ少なめにして、今度はかき氷2種類頼もうという作戦。

 

さて、メニューを見てみるとかき氷が無いんです。

「もうかき氷はやっていないんですか」と聞きましたところ、

「2時からのカフェタイムのメニューなんです」とのこと。

みんなで残念がっていたら、

「まだ混んでいないので、お作りできますよ」とうれしいお言葉。

 

お食事後のデザート、もーうれしい。

 

ちなみにランチ定食はこんなカンジ

いろいろ少しずつでありがたし。

 

そして会計後またもやイケメンのスタッフさんが

ドアを押さえてくださるんです~

 

しばらくして、ちょっと聞いてみました。

「花子ちゃん、あのスタッフさんイケメンだった?」

実はお金を払うときは眼鏡をかけていないので、

顔、とかはよく見えないんです。

「う~ん、前髪目の下まであってよくわからないというか、

米津玄師みたいだったよ」

そうですか・・・・・・

 

態度よね。

やさしい振る舞いがうれしい、というか。

 

娘が私を迎え来たとき、娘はしてくれないのですが、

2列目に座っている孫太郎が、シートベルトをはずして

私が乗る側のスライドドアを開けてくれるんです。

なんちゅうオトコマエ(孫自慢、てへ)

 

 

花の香りにつつまれて 京都御所

入院、などという緊急事態になる前のことです。

 

 

大雨が降ると予報が脅かす梅雨のある日、

京都へ向かいました。

 

前回は4月でしたが、やはり今回6月も新快速電車は

外国人がいっぱいです。

 

曇っていたのに窓のシェードが下りており、

上げてもいいですか、と私が聞いて、おしゃべりが始まりました。

 

タイから来たというお二人。

女性はマスクをされていたし、ショートパンツ姿だったので、

カップルかな?と思っていたのですが、

お母さまですと!若い!

彼は今はタイには住んでおらず、

ラスベガスでタイ料理のお店を経営されている、とか。

個人旅行は大変でしょう、とたずねたら、

これで、なんでもできるんです、と見せてくれたのは、

イコカ

そ、そうなんや~

北海道でも使えました、とのこと。

関西限定ではないんですね、すごい。

 

日本に来ているということは、日本を好きな人たちなので、みんな友好的で

お話しするのとっても楽しいです~。

 

 

そんなこんな、友達と再会を祝し、

今回行ったのは京都御所です。

 

お話にいそがしかったので、写真は撮っておりません。

 

イメージ

御苑の方ですね、ほほ。

私たちが行った日は、今にも雨が降りそうな曇天でしたが。

 

散策していると、何とも言えない良い匂いがするんです。

でも、お花は見えないし・・・・

きれいに剪定してある木の下に

小さな実のような花のようなものが落ちており、

それが匂っているのがわかりました。

 

ちょうどそれをお掃除しているガーデナーさんがいらっしゃたので、

何ですか、と聞いてみました。

「モッコクですよ」

モッコクにお花が咲くなんて、それがいい匂いがするなんて、

初めて知りました。

 

ネットで探してみたイメージ

 

奥ゆかしい小さな花、

ああ、日本はなんて美しいんだろう。

進化している入院システム 負け惜しみ篇

というわけで、談話室から

 

 

結果的には肺炎で10日ほどの入院が必要であると。

 

「孫のお守りがあるので、入院するわけにはいきません。

通院治療はできないでしょうか。」

「抗生剤を点滴しますからねえ。」

「毎日点滴に通います。」

「点滴は一日3回ですよ。」

「・・・・・・・・・・わかりました」

 

私ももう入院は初めてではないので、ちょっと帰宅させて欲しいと

センセに懇願。

しぶしぶ許可を頂きました。

家では、読みたくて”お気に入り”にいれていたkindleの本を買い

ダウンロードしました、10冊。

これで時間をつぶせる。

 

病院では、咳がひどくて夜他の方たちに迷惑をかけてはいけないので、

個室をお願いしました。

緊急の患者さんが来たら、出てもらうかもしれないけれど、

という注釈付き(?)で、入ることができました。

 

 

お部屋は何だか曲がっており、入り口からは矢印の先の

ソファが死角になっています。

わたしはだいたい、ここで、お布団を丸めて台にし、

重い端末で本を読んでいました。

のんきなことを言っていますが、

ほんとにのんきで、お薬が画期的に効き、

夜には咳がでなくなったので、ぐっすり寝られるようになり、

そうするとお食事もおいしく食べられて、

動かず食べるのでみるみる腹回りが太くなっちまったのでございます。

 

その上、なんということでしょう、

入院セットレンタルサービスなるものがあり、

一日500円余りで、タオルやら下着やら貸してくださるのでする。

下着?いやちょっとそれは・・・と思うでしょうが、

ワタクシ若いころの潔癖症が雲散霧消しているので、

試しに(将来施設に入ったりするかもしれんし)お願いしてみました。

それは新品ではない、しかし清潔なグンゼの肌着、ショーツという名のデカパン、

綿のはきごちのいい靴下、でした。

お洗濯しなくていい。めっちゃ快適、めっちゃありがたし。

進化したシステムってこのことなんですけどね。

 

というわけで、前回の帯状疱疹のときのような痛みがないし、

苦しかった夜中の咳は1日で出なくなり、

何してるんだか、無為徒食じゃん、と思ってしまう

入院ライフでございました。

もちろん、夜中に渡る至れり尽くせりの治療には

感謝の他ございません。

 

おかげで、無事退院し、

安静に、とにかく安静に、と先生に言われたことを錦の御旗に、

その上、新しいベッド様のものがそこにあるし、

くーたらのんきに過ごしています。

 

治していただき、ありがとうございました。

世界に感謝です。

 

 

 

モビリグランデのソファ

やっと来ました。

 

3月の半ばに注文し、

もとからあったソファを処分し(結局夫の部屋へ移動しただけですが)

他の家具を白く塗り、

準備万端整えて待っていた白い布カバーのソファです。

 

 

アームレストが無く、座面の奥行きがけっこうあり

それが分割されていない、シングルベッドのようなソファです。

ネットの動画で見つけました。

【ルームツアー】有名インテリア誌にも掲載◎ 海外風アンティーク部屋にフルリノベーション|見せる収納でも家事動線を考えた家づくり|家族暮らし|4LDK|戸建て Japanese  room tour - YouTube

素材・色は白の綿、これは選べました。

注文生産で、3か月半待ったわけです。

 

 

前のソファの移動だけでなく、

準備として白く塗っておいた家具。

 

コンソールとサイドテーブル。

 

昔のもので飽きてるし普通に茶色なので、

処分してビンテージとかアンティークの白いものを買いたくて

申請したのですが、

もちろん戦中戦後派の夫は却下。

曰く ”まだ使えるものを捨てるなんて”

”じゃあ塗り替えるからガレージに出すのを手伝って”と

有無を言わさず塗りかえることは承諾させました。

 

そして、待ちに待ったソファが来た翌日、

しばらく前から続いていた咳が、夜ひどくなって

うまく寝られなかったので、病院に行ってみました。

 

いろいろな検査の後、

 

「入院しましょう!」と宣告されるのでございます。

 

・・続く・・