さて、土佐カン黒潮カンの1泊2ラウンドは、
シングル×2でホテルに泊まりました。
睡眠障害の残る私は、お薬飲んでも、テレビの音があると寝付けないんです。
1人だと静かでよかったわ~
翌日は、超有名で予約のできない秘湯 とやら。
夫がどうしても行きたくて、サイトを見ていたら、
たまたま1日ぽっと空いていたことから、今回の旅行を決めたそうです。
ホテルからこのようなケーブルカーで降りる。
お猿の渡るつり橋があったり、
この視線レベルに露天風呂があるんです、写真はありませんが。
着いた時間が早かったので、露天風呂は2人だけでした。
一緒に入っていた方が、話しかけてくださいました。
本のことやら、旅行のことやら、
浅田次郎さんの映画化されている作品のことやら。
いろいろなこと、すごくよくご存知で、楽しくて時の経つのも忘れてしまいました。
ここは忘帰洞ではありませんけど。
帰ったら、うんと歳を取ってたりしないかしらん。
さて、帰りのケーブルカーにはクラシック音楽がかかっており、
その方が、
「私、この曲好きなんです~」と。
「”月の光”ですよね」 とすかさずワタシ。
しばしの間合いののち、
あれ~ウィスキーのCMに使われてた”月の光” ドビュッシー では?
さて、待ち合わせてケーブルカーに乗っていらっしゃったその方のご主人にも、
とても楽しかったとお礼を言って別れましたよ。
ホテルは新しく、清潔でシックですが、昔の旅館のように人手をかけています。
残念ながらエレベーターがないのですが、そういうコンセプトのようです。
お食事(一部)
昔、徳島県の山奥に泊まったときは、
山菜やそば料理ばかりで、なんかひなび過ぎてお腹がふくれない、
というイメージでした。
今回はおかしいほど肥え太ったあまごといい、鹿肉やらなにやら、
丁寧なお給仕と相俟って、高級懐石料理店のようでございました。
そしてお部屋にはBOSEのCDプレイヤーがあり、
癒しの音楽のCDが備え付けられておるのです。
中に ”亜麻色の髪の乙女” が。
あーよかった。
”月の光”でしょ、などと訂正してたら、大恥をかくところでございました。
夫がテレビをつけずに音楽聴きながら寝てくれたので、
ワタシもゆっくり眠れました。
メデタシメデタシ。