hidehirato’s blog 旧・あんずは怒り、そして笑うのだ

日々を味わうシンプルな暮らしで、仙人に近づきつつあるシニアのドキュメント

さんま、えみちゃんの攻防(命がけ)


婦人公論のどろどろした読者手記とか、
鬼女板のとんでも話とか、
若いモンに、
読むなよ~
ゲスだよ~
と止められております。
おもしろいのにね~~


始まったころ 「怪傑えみちゃんねる 」が好きで、
スキャンダル渦中の芸能人を、恵美ちゃんが面と向かってとっちめるのを
わくわくしながら見ていました。
それが恵美ちゃんの芸頼りでなく、番組の思惑としてだんだん過激に下品になっていって、
悲しく、視聴をやめましたことです。
大勢の人が、よってたかって悪口言うたらあかん。
恵美ちゃんが単独インタビューする番組になってたら、どんなにおもしろかったことか、とワタシは思う。

めっちゃ、おもしろかったし、ゲスでもありません。

イメージ 1
                      (これはイメージです。いつもどおり図書館で借りて読みましたhttp://gazo.emoji7.jp/img/0561y_771056/%E8%AC%9D%E7%BD%AA_m.gif

恵美ちゃんと旦那さんのリレーエッセイ。
書く本職でない人が、どうしてこんなおもしろいもん書けるんや!と
驚嘆いたしましたことです。
他人の悪口いっさい無しですし。


さて、数日前から話題になっていた、不仲とうわさの明石屋さんまさんと恵美ちゃんの対談。
「さんまのまんま」に恵美ちゃんがゲスト出演するとか。
なんか、おもしろそー
2人とも大好きよー
疲れた日には、ネットで「踊るさんま御殿」など見て、笑ってから寝ます。

いつ放送されたのかは知りませんが、ネットにアップされていたので見てみました。


恵美ちゃんは、さんまさんのホームである東京には行きたくなく、
収録と放送が別の日だと(さんまさんの都合のいいように)編集されちゃうので、
番組が大阪に来て、かつ生放送、というのでオファーを受けた、と言うてはりました。

さすがプロ中のプロの2人なので、
ちゃんとおもしろいこと言って視聴者サービスしはるのですが、
和気藹々にはなりません。
丁々発止のやりとりが、すんごい緊張感です、はらはら、どきどき&わくわく。

そして、恵美ちゃんの言い分。

39歳のとき請われて東京のこの番組に出演することになった。
先に入って待っていたら、さんまさんが来て、恵美ちゃんのいるのには気づかず、
「今日の収録なんでこんなに早いねん。
 寝不足やわ。
 ゲストは誰や。
 ちっ 」
てなことを言った、めっちゃ傷ついた、謝って欲しい。




さんまさんは、

夕方6時からの収録で、早いだの寝不足だの言うわけが無い。
それに恵美ちゃんは先輩なので、そんな失礼なこと絶対言わない。
恵美ちゃんの記憶違いで濡れ衣を着せられた。
謝って欲しいのはこっちだ、
と怒りはりました。




恵美ちゃんは天下を取りたかったんやな、
とワタシは思いましたことです。

自分で選んだ道、とはいえ、
結婚して、子供を生み、芸能界から離れた。
なんとか復帰しても、関西エリア内で仕事して欲しいという旦那さんからの条件、
なんやらかやら、仕事に邁進できない環境だったんだと思う。
さんまさんは東京で超売れっ子になっているけれど、
私だって縛りがなかったら絶対に東京で成功していた、
それどころか、さんまさんより上に行けてた、という
自負と、悔しい思いがあるのだと思う。

そやなー
だけどなー
紆余曲折なかったら
可愛くて歌がうまい女コメディアンってだけでは、
今の人気は無かった、思うなー
なんやかんやうまくいかなかった周りの状況が、
恵美ちゃんの芸の深みを作ってる、と思うがなー

世の旦那さん、
妻になんか才能があったら、
世界の宝だと思って大事に育ててあげてね。
ゆめゆめ、男の沽券などで足を引っ張ったりなさいませんよう。
はは、誰に言っとんだか。


恵美ちゃん、さんまさん、
こんな緊迫感にあふれたテレビ(ネットだけど)、久しぶりでしたよん。