山のようにガーデニングの本を借りてきて、
わくわくしながら見た結果、
私は、イギリスのボーダーガーデンが好きだという結論に達しました。
小さな花が群がり咲く、という。
しかし、ある本に、日本ではボーダーガーデンは無理ですと書いてありました。
なるほど。寒冷地でないと、あこがれの花々を咲かせ(続け)られそうもありません。
ならば、別の道を。
次に好きなのは、雑木林のような、いろいろな種類の緑と、色合いを抑えた花。
まあ雑木林は無理だけど、お花のバックグラウンドである木も、私好みに整えたい。
剪定の考え方の違う夫と激論の末、
木は夫、お花は私担当から、少し剪定もさせてもらえることになりました。
少し、だけどね。
楽しみ楽しみ。
では、ちょっと前から、撮りためていた、私の花々を。
植えっぱなしでも毎年律儀に咲く大輪のフリージアと、鳴子ユリ。
ピンクチオノドクサ。可憐な花だけど、強くて勝手に増えます。
イチハツ これも勝手に増える。
まだ私の勢力が及ばず、徒長枝だらけの桜。
だけど、今年はお天気が良くて、おいしいさくらんぼがたくさん収穫れました。
なんと去年一年中咲いたキンギョソウ。
早春に切り戻したら、わき芽からまたあっというまに花が咲きました。
足元はアレナリア。可愛い。
さて、期待値の上がる星ギキョウ
咲き始めました。
今年はあちこちに増えていた株を、なんと8鉢に定植しました。
全部咲いたら、どんなになるんだろうhttp://gazo.emoji7.jp/img/059ha_775302/%E3%83%AA%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%2A%E3%82%9C_m.gif
てなわけで、今年は家にある花々を株分けしたり定植したり、挿し木にしたり楽しんでおります。
枇杷の黄色くなった葉っぱを取ろうとしたらムカデが飛んで来て、スカートのプリーツの間に入ったり、
はしごに毛虫がいくつもぶらさがって、繭を作ろうとしていたり、
枯れた枝を取ろうとしたら擬態した虫だったり、
悲鳴あげつつ、頑張っていますなりhttp://gazo.emoji7.jp/img/03zif_235999/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC_m.gif
ええい、殺虫!とスミチオンを撒布したら、弱い葉っぱが茶ばけてしまいました。
なんかお腹がちくっとしたな、気のせいかな?と服の上からさわってみると、ぷくり。
アリがおったり。
タタカう日々です。
今日、悲しいニュースが目に入ってきました。
園芸家の柳生真吾さんが亡くなったと。
信じられない、という思いでいっぱいです。
このごろのガーデニングの本には、ちらちら木漏れ日の踊る、
手入れされた雑木林のようなお庭がよくありますが、
これは柳生さんの八ヶ岳倶楽部の影響ではないかと思います。
昔の本は、お花だらけ、だったり、和風だったり、手を入れに入れた薔薇だったり、
あまり雑木林風の庭はなかった気がします。
真吾さんの林作り、4人のお子さんのいる生活の様子、
倶楽部のホームページで見てはため息、
あこがれでした。
とても残念です。
ご冥福をお祈りいたします。