明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いしまする。
2日に近場の温泉に行かないかと誘われました、娘夫婦に。
先日、和歌山に1泊旅行に行き、
そこの温泉施設がすごくよかったんです。
こんなひろい露天風呂施設に
宝石壷湯、と題されたものが並んでおりましたよ。
さすが和歌山、人がいなくて貸切状態でした。
孫その弐のお団子ちゃんはお風呂が大好きで、
家でもお風呂から呼ばれると飛んで行きます。
壷湯はとても気持ち良くて、
お団子ちゃんを抱いた娘と私は隣り合って入り、
いつにない長風呂を楽しみました。
実は私はのぼせるので温泉があまり好きではありません。
冬の露天風呂が唯一の例外で、
のぼせないし、雪が降ってたりしたらロマンティック(お風呂で?)で
最高です。
家から10分ほどの太山寺なでしこの湯は、
あれやらこれやら、言えんほど効能のあるラジウム温泉、だそうです。
早速露天風呂へ。
さすがお正月の神戸は混んでおり、
端っこののほうに入っていたら、
「そこはお湯の吐水口があるから赤ちゃんには熱いよ。
あっちがぬるいから行ったら」などという声が。
”あっち”に行って楽しんでおりましたら、
「あかんぼは暑がりだからそんなに浸けたらいかんよ」
さすがに外気は冷たいので、浅いところを歩かせた後は、
肩まで浸けたりしていたんです。
娘が髪を洗いに中へ入ったら、
よけいに言われたい放題。
「あかんぼを露天風呂なんかに連れて来たらあかんよ。
中に38度のぬるいのがあるからそこに入れてやり」とか
「ほんま外はあかんよ」とか・・・・・・
いたたまれず、中に入って言われたあたりの浅いところで
遊ばせていたら、
露天風呂から入ってきたご婦人が、
「中は空気が悪いからいかんよ。
なんやかんや人の言うことは気にせんと、
外のいい空気のところに連れて行ってやり」
むむむ、なんなんだ、この言いたい放題のご婦人たちは。
なんだかゆっくり楽しめませんでした
脱衣所も混んでおり、ベビーベッドを占領してはまずいと思い、
急いで娘と二人掛かりでおだんごちゃんに服を着せ、
私もはたはた急いで着ました。
ところがその後ロッカーの奥のほうに何かあるんです。
それは、一番下に着るはずの、コットンの下着。
・・・巻き戻して最初からやり直しました・・・
そんなこんな、そばでゆっくり着替えていた腰の曲がった
上品なおばあさまが、おだんごちゃんのほっぺにそっと手を伸ばし、
「可愛いねぇ、ぷくぷくしてる」と言ってくださったのが、
救いになりました。