ここんとこあちこちで散発的な小競り合いがあり、
先行きが不安になっておりました。
それは、夫が娘に食べさせようとエビチリを作ってて、
辛いものが食べられない娘が「豆板醤入れんとって」と言うのに、
「レシピにはそう書いてある」と聞かず、
「食べられない!」と怒られたこと。
私も「何で聞かないかなぁ」と責めたりしました。
戸を開けておくのが好きな私。
閉めておくのが好きな夫。
洗面所に大きな上げ下げ窓があり、川向こうの景色が見えるので、
私は常時入り口を開けておきたいのですが、
夫は閉めて欲しいと言うのよね。
バーゲンが始まって、肝機能検査の仕返しに服を買って来たら、
「そんなに要りますか」だって。
「要ります!」と言うと
「僕は親父に質実剛健をモットーに育てられたので、そうして欲しいです」だって。
「それは男ばっかの3兄弟だから言えたことです。
私も娘も質実剛健になんか、絶対生きられません」
と言い返しました。
夫はしばらくくすぶっておりました。
知らん振りしようとしても、女は性能のよいセンサーを備えているので、
不機嫌な空気を感知してしまい、
なんか嫌な気になります。
大学の学長様が会報に「不機嫌は環境汚染です」と書いてはりました。
ほんまです。
ま、本来は私たち女性に対する警鐘なのですが。
洗面所のドアを閉めておき、
お料理をおいしいと褒め、
逆らわずにいると、
なんか、放射能は雲散霧消したようです。
よし、今度はこっそりショッピングしよ。