いつの歌かといいますに、1964年。
先斗町も知らないし、
”妻と言う字にゃ勝てやせず”という歌詞に??の
ころでございましたな。
それがお婆さんになり、枯淡の境地に達してみると、
”不倫は文化”は言えてるんぢゃないかなどと
流せてみたりします。
自分で撮ると雰囲気が出ませんね~
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いや、行ったのは昼間なんですけどね。
とにかく、こんな裏町のような素敵な通りが日本にあったのか、という
思いです。
幅一間ほどの路地があって、
「通りぬけられます」と書いてあったり、
時間(と体力)があれば行きたかった~
ベネツィアの裏通りのようでした。
母と行ったとき、サンマルコ広場からホテルへ帰ろうと、
地図をたよりに裏道へ入りましたところ、
母がぴったり後ろにひっついて
「帰れるんか、本当に帰れるんか」と呪文のように
つぶやくんです。
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そうでなくても方向音痴は自覚しているので、
そんなこと言われれば不安になるんですけど・・・・・・
なんとか無事ホテルにたどり着いたら、
船で広場に行ったので船でないと帰れんと思っていたのだ、
と、母は言うんです。
橋で水路を渡れば別の島にも行けると気づかなかったみたい。
この夏母が逝きました。
そんなこんなの凸凹珍道中も
今となればいい思い出。
楽しきかな人生。
友達とわちゃわちゃ話しながらの京都旅行、
みんな元気で会えてよかった。
ありがとうありがとう。
何かに感謝、でございます。