hidehirato’s blog 旧・あんずは怒り、そして笑うのだ

日々を味わうシンプルな暮らしで、仙人に近づきつつあるシニアのドキュメント

プラシーボ効果、についての考察


ここ数ヶ月、老化がいきなり進んだ感じで、絶不調でした。
骨がぎしぎしいうんです。
関節が、かもしれない。

身体がロボットになったみたいなんです。

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(このロボットを悪く言っているのではありません)


例えば階段を上ろうとすると
まず、左足に体重をかける、股関節が痛い。
そして右の膝を曲げて脚を持ち上げる、膝が痛い。
右足に重心を移して身体を引っ張り上げようとすると、右の股関節が痛い。
以下繰り返し。

意識もせずに普通にやっていたことが、
部位ごとに痛みを感じるんです。

最初の痛みを思うと、脚が前に出ない。
階段前でため息をついておりました。

最初は、よちよち歩きのお団子ちゃんを、歩かせてけっこう長距離行ったら、
帰りは歩かなくなってしまい、
ずっと抱いて帰ったのが、
ぷよぷよの餅の触感なので、体重増加に気づかず
無理をしちゃったのかなぁ、と思いました。

お風呂上りにネットでよさそうなプログラムを見て
ストレッチをしたり、
お団子ちゃんは抱いて歩きません、と娘に宣言したり、
いろいろ対策はしました。

しかしいかんせんお庭でちょっと作業すると、すぐ腰痛。
一度腰掛けると、立ち上がるのもぎくしゃく音がするよう。
朝起きて、ベッドに腰掛けソックスをはこうとしても、腰が曲がらない。

薬剤師さんの友達に、
身体の柔軟性を高めるお薬ってないものか訊いてみました。

腰痛で痛み止めのなんちゃらテープべた貼り、という友達、
「ありません!」とすばやく明確なお返事。
そうなのか



数日前、この突然の老化現象は、
ホルモン補充療法のお薬を止めてからではないか、
と気づいたんです。

冬に風邪をひいたとき、咳、熱、などの対症療法のお薬をいろいろ飲んでいて、
ホルモン補充療法のお薬を飲み忘れていました。
風邪が治ってみると、ホットフラッシュと呼ばれる体温の乱高下がなくなっていることに気がつきました。
それで、お薬止めたんです。
あんまり、長期続けるのはよくない気もしてたし。

ホルモン補充療法のお薬は、進化していて、
始めたころは、画期的な(と先生がおっしゃっていた)経皮吸収の塗り薬と、飲み薬の併用でしたが、
このところは1錠飲むだけでいいという簡便なものになっていました。
骨粗しょう症のお薬なんですよ、と先生が。

骨粗しょう症のお薬を止めたら、身体に柔軟性がなくなる?
そんなん関係がある?
と自問自答してみたのですが、
自己責任で、と数錠残っていたお薬を飲んでみることにしました。

効いた。

数日で骨がぎしぎしいわなくなりました。

わりと暗示にかかりやすいタイプで、
小麦粉でも”痛み止め”と言われて飲めば痛くなくなりそうな気はする。

今回も、プラシーボ効果なんだろうか。

身体の声に耳を澄ませる
・・・・・・・・・・・・
やっぱり動きがうんと楽になってる。



ということで、なにはともあれ現代医学に助けられ、
快適に日々を過ごせるようになりました。
ありがとう、ありがとう。