hidehirato’s blog 旧・あんずは怒り、そして笑うのだ

日々を味わうシンプルな暮らしで、仙人に近づきつつあるシニアのドキュメント

オルフェウスの窓  から

 
ベルばら直撃世代でございます。
その後の 「おにいさまへ」もリアルタイムで読みました、どろどろ。
 
オルフェウスの窓」 は連載では途中まで、
後にコミックスになったのを買いました。
古都レーゲンスブルクを舞台にした、大河ロマンでございます。
 
 
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シックで落ち着いた街のたたずまいは、メロドラマにふさわしく、
胸がときめきました。
 
街を流れる川はドナウの支流だそうです。
 
 
 
ドイツは、水運の発達した国で、
水辺の街々はそれはそれは美しいのでございます。
 
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リューデスハイムからのライン川クルーズにて。
街の名前はわかりません。
 
 
 
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ニュルンベルク@ちょと裏通りです。
ハデハデしい表通りより素敵でした。
 
 
 
 
 
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ウルム
小さいです。
二次大戦の爆撃で、ほとんど破壊されたそうですが、
みごとに再建なって、
せせらぎの聞こえるかわいい町でした
 
 
 
 
 
 
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お城から市街を眺める。
 
川向こうにある家々が、家族で住むにはいかなことにも大きく思え、
ドイツ人はきれい好きだし、人を雇ってお掃除するんですかと、
ガイドさんに訊いてみましたところ、
「集合住宅ですよ」とのことでした。
一安心?
 
 
ドイツにはメガロポリスみたいな都市はなく、
小さいのやら中くらいのやらの街が、整備された鉄道や道路で結ばれています。
 
これは集中しないよう、法律で規制されているからだそうです。
 
どの街も、途中の農耕地も、よく手入れされて、
それはきれいです。
 
平地が多いからできることなのでしょうが、
建築行政に哲学がある、と思えました。
 
集中の規制だけでなく、古い町並みの保存の仕方も
ほんまに素晴らしい。
 
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矢印のところのお部屋が覗けてしまったのですが、
でっかくて明るいペンダントライトが複数照らす部屋は、
ぴっかぴかのステンレスのキッチンと冷蔵庫があり、
ヘッドフォン付けたにいちゃんが、のりのりでお料理してはりました。
 
こんな古い木組みの家の中に、最新のキッチン!
すごいわぁ、お料理の味はどうか知らんけど。
 
 
 
 
建築に関しては、構造はともかく、景観はゆるい規制で、ワガママ放題なモノを許してきた、
ザンネンな日本の行政。
最近、いいことも聞きました。
これから都市部では電線の架設は許可しない方針で、
埋設されるそうですね。
おお、哲学哲学。