ダイアナ元妃が亡くなったとき、
”もう会えないダイアナ妃”などという特集の本を買っちまった、
お下劣な私でございます。
よくは知らんけど、子だくさんのビッグダディとかいう人の元妻が、
15歳で妊娠だの、DVだの、ヤンキーな生き方を書いた本が、
ベストセラー、30万部だって。
誰がなんのために読むんだ。
スキャンダルやゴシップ、嫌いとはよう言いません。
けっこう好きだったりしますが、
それはちょっぴり恥ずかしいことだとは、自覚しております。
雅子さまが、なんとかオランダに行かれ、
ああよかった、と胸をなでおろしています。
もしやして、即位式に出席できなくても、
病気をおして行ったという、親愛の情は伝わると思いますわ。
マス・メディアは、雅子さまが、あれもできなかった、これもできなかったなんて、
報道しないで。
それができなくて、一番苦しい思いをされているのは、ご本人じゃありませんか。
病気でできないのに、なんで、責めるかなぁ。
私も更年期欝で、3年間、苦しい思いを経験しました。
身体のオンオフスイッチがうまく作動しないので、
いつも疲れてて、それでも眠れなくて、
本も読めず、食欲も忘れてしまって痩せこけ、
神経がぴりぴりで、人の言うことにつっかかってしまうので、人間関係はむちゃくちゃになり、
生きている意味がわからない、つらい日々でした。
私はホルモン補充療法が画期的に効いて、楽に生きられるようになりましたが、
あの状態が続いていたらと思うと、ぞっとします。
たとえば、雅子さまががんで、闘病生活をされていたら、
早く公務に復帰しろ、などと言う人はいないでしょうね。
心の病気は、どうして物理的な(?)病気のように、
理解されないのでしょう。
どんな病気にせよ、なりたくてなってる人はいないし、
いちばんつらいのは、本人だと、忘れて欲しくないです。
雅子さまを悪く言う人は、病人に鞭打ってるのよ。
もう、下劣の極み。
おお、出席なさった即位式の画像が、ネットに流れておりますわ。
よかった!
もう、ご無理をなさいませんよう。