表紙の絵
アンリ・ルソー 「夢 」 ニューヨーク近代美術館
「 楽園のカンヴァス 」 原田マハさん です。
大原美術館の監視員として、ひっそり絵を見て暮らす早川織絵。
そこに、ニューヨークの美術館のチーフキュレーターから、
ルソーの名作 「夢」 の貸し出しの交渉窓口になるようにとの指名が。
彼女は何者？
１７年前、スイス、バーゼルで、
織絵とニューヨーク近代美術館のキュレーター ティム・ブラウンは、
ルソーの絵の真贋を廻って、不思議な物語に巻き込まれていたのです。
おおお、すごい。
ルソーは晩年に稀代の天才ピカソと接点があったと、
ピカソはまだ評価されていなかったルソーの才能を認め、
影響された絵も描いていると。
ストーリーの中のエピソードですが、これは気になる。
あくまで、想像でおます。
先日会った、絵に造詣の深い友達が、
「ピカソは天才よぉ」 と力説していました。
ちょっと見てみましたピカソ。
う～ん、やっぱりよくわからない、ケド、
ワタシの好みは、いつものように叙情的でわかり易い肖像画。
パイプを持つ少年 所蔵は？
美術の世界はどろどろしたおそろしい世界らしい。
高樹のぶ子さんの 「マルセル」 を読んだだけだけど。
なので、「評価される」ということの意味はよくわからないのですが、
ピカソさんは、叙情的なものから前衛的なものまで、でかい世界を持っていはったんだなぁ、
とそんなこと思いました。
というわけで（？）
絵画の世界をエンタメで描いてくれた、原田マハさんに、乾杯！
