先日、押し売り電話がかかってきました。
リラックスモードで将棋番組を見ていた夫が、
長い時間対応しておりましたが、
「ではパソコンを立ち上げてやってみます」 とか言って、階段へ。
夫のパソは2階の寝室にあります。
隣室で聞くともなく聞いてた私は、
ま~たネットの回線の変更の勧誘やな、と
待ったをかけました。
「何?」
「ソフトバンクひかりに替えると、料金が安くなるらしい。
工事もなしで、ネットでできるので、やってみようかと・・・・・・」
やめてよ~
前にADSLからひかりに替えるのにどんだけ苦労したと思ってんの。
業者は、簡単、すぐできる、と言うたのよね。
だけど、記憶力、理解力、集中力、3拍子そろって低下してる老人(私)には、
工事が終わって業者が帰った後、
ゆーざーねーむ?
ぱすわーど?
書いてる日本語がわかりませ~~ん
でしたよ。
もうあんな苦労したくない。
電話をひったくって、
「興味がありませんからけっこうです。
そういうことは息子がよく知っているので、必要だと思ったら息子にきいて、
こちらから連絡します」
と言って、ピっと切っちまいました。
心臓がバクバクして、寿命が3年は縮んだ気がしました。
直後にコールバック!
でると(弱虫~)
「息子さんは、いついらっしゃいますか?
いらっしゃる時間にまたお電話を」 とかなんとか。
おぬし、息子がおるというのを逃げだと思うておるな、と怒った私は
「今、息子おります。代わります!」
と、2階の息子の部屋へ走り上り、ドアを開けていた息子に、
「ん!」と電話を突きつけました。
「ネットの料金安くなるんやて、私にはわからんから聞いてみて!」
息子は、電話対応しつつパソで調べていました。
しばらくして、切った電話を持って降りてきた息子によると、
*確かに基本の料金はちょびっと安くなるけど、
あれやらこれやらパックがいろいろ付いて料金が高くなるように最初から設定してあり、
それをキャンセルしようとしても、電話も繋がらなければメールも応答しない。
*通信速度が顕著に落ちる
とネットでは評判なので、断ったそうです。
儲かる、公共料金が安くなる、というのに弱いし、
なかなか断ることもできない年寄りを狙った、悪徳商法。
どう対応すればいいのか、ネットで調べていたら、
”お金はいっぱいあるので、料金安くする必要なんか無いです”
と言う、などというのがありました。
これだ、法螺ふいちゃえばいいんだ。
今度はそう言ってやろうと、イメージトレーニングしました。
なんと、しばらくして、また光回線の勧誘電話がありました。
よーしよし、飛んで火に入る夏の虫、ふっふっふ。
「あ、べ、別に料金安くしたいわけじゃないので、要らないです」
「そうですか」 カチャ。
・・・・・・切られちゃった。