hidehirato’s blog 旧・あんずは怒り、そして笑うのだ

日々を味わうシンプルな暮らしで、仙人に近づきつつあるシニアのドキュメント

さびしいお年寄りのコーンバー

ぴしっと時間通りに着きました、もちろん。
講座開始の30分前、と言われてましたので。
 
「ゴミの分別と現状」という、市主催の講座の準備要員です、生活文化部。
折りたたみ椅子はすでに並べられており、
水屋で打ち合わせ中の皆様の、振り返る視線が痛い・・・・・・
みなさん、何時にきはったん~~
 
 
さて、市の環境局の方々は慣れたもんで、
リサイクルするプラスティックごみと、埋めてしまう燃えないごみ、を、
それぞれ貼り付けたボードを使って、ヴィジュアルに訴えはるのでございます。
わかり易し。
 
まー、プラゴミの分別収集に懐疑的なワタシも、
ここはそーゆーこと言う場所でないので、
はよ、終われ~と心で唱えつつ、職務を果たしておりましたよ。
 
そして、 地獄の   質問コーナー。
 
じさま、ばさまが待ってましたと挙手して、
ごま油のびんとか、洗濯物ハンガーとか、割れてないお茶碗とか、も、ちっちぇーことを
すねくね言いはる。
 
あるご婦人は、
 
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保冷バッグとコーンバーを持って来られており、
バッグからは四次元ポケットのように、次々、いろんなもん出して、どう捨てるか訊きはる。
 
で、そのコーンバーは、
何に使いはったん?と突っ込む間もなく、
「のこで切って出してください」と一刀両断されてしまいましたよ。
 
みなはん、意識は高いのでしょうが、空気が読めんというか、
講座開催の意義とか考えず、
ふただの栓だの、言いはるんです。
 
行政に協力的と見せかけて、良い印象を与えておくと、
なんかトラブルがあったとき、迅速に対応してもらえるから、
やってると思うんだけど、私は。
なら、さっと始めて、きちっと終わろうぜ。
 
 
後で、かたづけとお掃除をしつつ、
「プラゴミは、分別処理は大変困難なので、燃えるゴミで燃やしたほうがいいんですよね~
油代わりになって温度が上がってよく燃えるし」
とつい本音トークしちゃったら、
「そーそー、臨機応変」 とか
「もう、牛乳パックも置いておくのめんどうで、燃えるゴミで出しちゃいます~」 とか、
みんなけっこうクールなのでおました。
 
 
寂しいお年よりは、猫を飼う、というのはいかがでしょう。
いくらでも愚痴を聞いてくれまするよ。