hidehirato’s blog 旧・あんずは怒り、そして笑うのだ

日々を味わうシンプルな暮らしで、仙人に近づきつつあるシニアのドキュメント

熱暑対策には本

暑いし健忘症だしで、複雑なストーリーは
 
で、易しくてほのぼのと読後感の良いのがいいですね、今時分。
 
なのをご紹介しましょー。
 
エミリーへの手紙    キャムロン・ライト
  アルツハイマーになった祖父から孫娘へ、
  そして不仲の息子へのメッセージ。
 
風待ちのひと       伊吹有喜
  大人のラブストーリー、でも少女漫画ふう。
  サンタ・マリア・ノヴェッラのバス用品を使う男だなんて、
  王子様以外のなにものでもありません。
 
平成大家族        中島京子
  引退した歯科医の家に、出て行ったけれど挫折した家族が
  帰って来ます。
  家族再生のお話。
  みんなみごとにキャラが立っています。
 
ワーキング・ホリデイ   坂木司
  ホストのもとへ、ある日男の子が「息子です」と言ってきます。
  イマドキの若者の話し言葉で書かれているのに、ほのぼのです。
  
 
七人の敵がいる      加納朋子
  PTAの役員にならされちまった、ばりばりのキャリア・ウーマン。
  ドラマ化では、まっこと男らしい真琴つばささんが演じました。
  
 
 
 
ちょっと毛色がちがいますが、和製ユーモアファンタジー
 
偉大なるしゅららぼん   万城目学
  代表作 「鹿男あおによし」 のドラマ化では玉木宏さんが主演。
  今回は主人公のライバルが玉木さんのイメージでした
 
  白い馬に乗って現われるエスパー娘を、
  暴れん坊将軍のように、と表現してるのが
  
 
どれも最初から物語に引き込まれます。
 
売れてるから、どこかからおもしろくなるだろう、などという本は、
 
作家として恥じるべきだと思いますわ、
 
誰のナニ、とはよう言いませんが。