ショーウィンドウにあったのです。
色違いの運命。
キャメルのルーズなブーツ。
今回は、尋ねたら色もあってしまった。
先日ネットで買ったヨースケのブーツは、歩きやすいし、厚底なので世界を睥睨できるし、
それはすごくお気に入りなのですが、一つ難点が。
紐付きなので、
履いた後忘れ物してたら、もちろんしばしばある、もー大変なんです。
西洋人の振りして、そのまま上がることも。夫がいなければね。
で、ちゅるんと履けるブーツが欲しかったんです。
カタチ、色、のブーツは値段もえらくリーズナブル。
気が付くとそこは GAP なのでした。
レジの薄化粧の美人の店員さんが、てきぱきと、
ケータイの会員になったら今すぐ10%オフ、と教えてくれました。
もちろんなるとも、ですよね、この場合。
説明してくれたのですが、ちょっとあやしい、言葉がね。
名札には RYU さんと。
ほわんほわんとした厚化粧の店員さんが変わって、
ちょいちょいとやり方教えてくれはりました。
さすが慣れてて、手際よしです。
ウチの近所のスーパーで、
私はいつも、かごに最初から入れて精算してもらうエコバッグを持って行くのですが、
こないだは、実習生の腕章をつけたいもい店員さんが、
縦横を反対にセットしてしまいました。
若い店員さんだったので、私はよう訂正せず、
なんか持って帰るのがえらく難しゅうございました。
お肉、魚など、汁の出やすいものも、
はじからきっちり立てて入れてくれはりましたし
名札にはやはり 史 さんと。
全然苦情を言うつもりはありません。
ちょっとしたことが、接客業ではハードル高いよな、と痛感した、というか。
頑張る彼女たちには悪いけれど、
経営者さんには、雇用を守るのは、日本のために必要ですよ、と言いたいなぁ。
為替の差や法律の網の目をくぐった低賃金の雇用は、
お互いの国にとっても、当の労働者にとってもよいことではない気がします。
間でがっぱりマージンを取る、いわゆる口入れ屋が、
どんなひどいことをするかわかりません。
日本はグッドウィルが摘発されたことで、ずいぶん良くなっているとは思いますが。
政府は、またぞろ年末には派遣村に一時金をばら撒くようなパフォーマンスをしそうですが、
本来やらんといかんのは、派遣やパートの人にも保険に入る権利を持たせ、
経営者側が、正社員と同じようにその半分を負担するよう、法律を定めることです。
そぉすれば、経営者が安易に正社員の代わりに安い派遣社員を使うような、
そして正社員には恩着せがましく、背負いきれんほどの責任をおっかぶせてこき使うような、
正社員にも非正規社員にも非情な状態が、
変わる、と思うんだけど。