「自衛隊20数万人、みんな派遣せんかい!」と毒づく私に、
「事務方もおるがな。みんなが野営できるわけぢゃないよ」と夫。
そうか・・・・・・
阪神大震災で学んだことは多いし、
情報網もあのときより格段に進歩しているので、
マスコミ以外、
政府や自治体、企業などの対応は、とてもちゃんとしていると思います。
個人は、不謹慎だなどと思わず粛々と経済活動をし、
必要になったときにお金を寄付する、というのがいい方法ではないでしょうか。
私は震災のとき、子供たちの学校が休みになり、お水が止まった時点で、
子供たちと実家へ避難しました。
余震も怖かったし、スーパーはすっからかんといううわさで食べ物の確保も難しく、
お水が出ないと、トイレも使えないんです。
姫路のサービスエリアで、揺れない安心感と同時に、
ちょっと離れるだけで、物があふれた普通の暮らしがあることに、
愕然としたことを覚えています。
夫は自転車で勤務先の工場に行き、
配られる缶詰を食べつつ、
復旧に努めたそうです。
一週間後に、でかいホットプレートと、食料を満載して
帰りました。
被災地の緊急の救援は専門の方たちに任せて、
被災した方たちを、普通の生活ができる場所に避難させてあげられたらいいのに。