「ひとり上手な結婚」

週刊文春に「女の窓」というマンガを描いている伊藤理佐さんと、

直木賞作家山本文緒さんの本です。

 

読者の質問に、二人が答えるのですが、マンガと文章が並行しており、戻って確認したり、おもしろい形式です。

 

お二人の共通項は「毒」、うふふ、好きだわぁ。

 

お二人とも再婚で、山本さんは恥ずかしげも無く”王子”と呼ぶ編集者さんと、伊藤さんは同じ漫画家の吉田戦車さんと結婚してはります。

そのこともよく描かれてますが、さすがクリエイターさんたちは変人で、面白い。

 

もぉ、爆笑に次ぐ爆笑ですが、それはこっちに置いといて、

 

読者さんの、トイレを汚す夫に困ってます、という質問に、

伊藤さんがマンガで「汚れたトイレを見て”きゃ男らしい～”という女がいるとでも？」と描いてはります。

そうだよ！

 

トイレにはべっぴんさんの神様がいるって？

考えてみるとヘンな歌だ。

トイレ掃除が女子の美徳ってのを疑いもしないなんて。

 

もちろん（かどうかは知らんけど、世間的には、）山本さんの”王子”も戦車さんもお掃除しはるようです。

 

ふ～～ぬ、世の中の公共のお手洗い、男性のは男性の掃除夫さんがしてるのでしょうかね。